VIO脱毛は痛い？痛みの理由と医療でできる対処法を紹介

特に夏水着になると気になるのが、デリケートゾーンの毛ですよね。
VIO脱毛は、特に女性にとって人気のある脱毛方法の1つ。そして、最近になって、見た目や衛生面の問題からVIO脱毛に関心を持たれる方が急増しています。
しかし、VIO脱毛に取り組む際に「痛み」が気になるポイントになりやすく、痛みへの不安から脱毛をためらっている方も少なくないでしょう。
実際にVIO脱毛は痛いと感じるのでしょうか？
そして、その痛みが生じる理由は何なのでしょうか？また、医療脱毛やエステ脱毛において、痛みを軽減する方法があるのかも気になるところですよね。

この記事では、VIO脱毛時の痛みについて解説します。
この記事を読むことで、VIO脱毛時の痛みやその対処法が理解でき、下記のような疑問や悩みを解決します。

• VIO脱毛は痛いの？
• VIO脱毛が痛い理由は？
• クリニックでできるVIO医療脱毛の痛みへの対処法は？
• 自分でできるVIO医療脱毛の痛みへの対処法は？

VIO脱毛とは？

VIO脱毛とは、Vゾーン（恥骨周辺）、Iゾーン（股間部）、およびOゾーン（肛門周辺）と呼ばれるデリケートゾーンの無駄毛を除去する脱毛方法のこと。
特に女性の美容と衛生面で注目されることが多く、水着や下着を着用する際にムダ毛が気になる方や、清潔感を保ちたい方におすすめの施術です。
VIO脱毛は医療脱毛やエステ脱毛のどちらでも行われますが、永久脱毛をするならレーザー脱毛がおすすめ。しかし、VIO部分は後述するように痛みを伴う事が多く、信頼できるクリニック選びや施術前後のケアが大切になってきます。

VIO部分のレーザー脱毛が痛いとされる理由は？

では、なぜVIO脱毛は痛いとされているのでしょうか？
そもそもレーザー脱毛自体、多少の痛みは伴う施術手技です。
レーザー脱毛では、毛根の周りにあるメラニン色素に着目して、メラニン色素に吸収しやすい光を照射します。光エネルギーがメラニン色素に吸収され熱エネルギーに変換され、毛根の周囲に熱を発生させます。そして、毛根にダメージを与えることで脱毛を促すのです。
つまり、痛みがでるということはそれだけ熱エネルギーが発生して脱毛に対する効果が出ている裏返し。そのため、光脱毛であれレーザー脱毛であれ「痛み」は生じてしまうのです。しかも、VIO部分はレーザー脱毛の施術部位の中でも特に「痛い」とされる理由として、以下が挙げられます。

• 毛が太く濃い: VIO部分の毛は他の部位に比べて太く濃いため、レーザー脱毛の際に熱が発生しやすく、それが痛みとして感じられる
• 皮膚が薄く敏感: VIO部分の皮膚は他の部位よりも薄く、神経が集中しているため、痛みを感じやすい
• 黒ずみがある: VIO部分は摩擦や刺激により黒ずみができやすく、黒ずんだ皮膚はレーザーの熱を吸収しやすいため、痛みが強く感じられることがある
• 生理前や体調不良時の施術: 特に生理前や体調が悪い時に施術を受けると、ホルモンバランスや疲労などの影響で痛みが強く感じられることがある

このようにVIO部分は、他の部位より痛みを感じやすい場所ではありますが、適切なケアによって痛みを大幅に軽減することができます。

VIO医療脱毛で痛みを和らげる方法は？

実は痛みを感じやすいと言われるVIO脱毛も、様々な施術テクニックによって大幅に痛みを軽減させることができます。
例えば、施術側ができる痛みによる対策方法としては以下があります。

前もって麻酔を使用する

医療脱毛では、局所麻酔クリームやジェルを使用することで、痛みを和らげることができます。施術前に麻酔を塗布し、一定時間置くことで効果が現れます。
ただし、麻酔によるアレルギー反応がある場合などは使用できないので注意が必要です。麻酔を使用されたい場合は、事前カウンセリングの際に希望を伝えておきましょう。

冷却装置を使用する

レーザー脱毛機器の中には、痛みを軽減するために、冷却装置を使う場合があります。これらの機器は、レーザーを照射する時に周囲の皮膚を冷却することで、痛みや熱を抑える効果があります。

照射パワーを調節する

痛みに敏感な方は、照射パワーを少し下げることで、痛みを和らげることができます。ただし、パワーを下げると脱毛効果も低下する可能性があるため、医師や専門スタッフと相談して決めていくとよいでしょう。

適切なレーザー光を使用する

実は一言で「レーザー脱毛」といっても、「アレキサンドライトレーザー」「ヤグレーザー」「ダイオードレーザー」など様々なレーザー光があります。ご自身の肌質や部位にあった適切な出力とレーザー光選びが、VIO脱毛の痛みを最小限にします。

このように、様々な方法でレーザー脱毛の際の痛みを緩和することが可能です。しかし、そのためには信頼できるクリニック選びと納得した施術プランニングの選択が大切になりますね。

自分でできる痛みを和らげる対策は？

VIO脱毛の痛みを和らげるために、適切なセルフケアをすることも大切です。

施術前にスキンケアを正しくする

施術前に皮膚を清潔に保ち、保湿を十分に行うことで、痛みを和らげる効果があります。また、施術前に皮膚が乾燥していると、痛みが強く感じられることがあるため、十分な保湿を心がけましょう。

適切なタイミングで施術する

施術のタイミングも、VIO脱毛の痛みに大きく関わります。
生理前や体調不良時には痛みが強く感じられることがあるため、施術のタイミングを考慮しましょう。生理が終わった後や、体調が良い時に施術を受けることがよいでしょう。

施術後のアフターケアも大切

施術後にも痛みが残る場合があります。適切なアフターケアを行い、皮膚の回復を促進することで、痛みを和らげることができます。
アフターケアの具体的な方法は、クリニックごとにも異なるので、事前カウンセリングなどで確認するようにしましょう。

痛み止めを服用する

上記の方法でも痛みに敏感で強く感じてしまう場合は、痛み止めの服用も効果的です。医師の指示に従って、痛み止めを服用することで、痛みを和らげることができます。
ただし、痛み止めの使用に関しては必ず事前に担当医師・スタッフに確認しておきましょう。

VIO脱毛を受ける際のクリニックの選び方は？

このように、VIO脱毛はセルフケアで大幅に軽減できますが、実際の施術方法でも大きくVIO脱毛の痛みは関わるので、クリニック選びはとても大切。特に以下の点に注意してみましょう。

クリニックやサロンはVIO脱毛の経験が豊富か

VIO脱毛を行う医師の資格や経験を確認しましょう。経験豊富なクリニックやサロンであれば、安全で効果的な施術が期待できます。

クリニックの評判をチェック（鵜呑みにしない）

口コミやレビューをチェックし、他の患者からの評判を確認しましょう。ただし、google口コミだけを信頼すると実態と大きく違う場合も。あくまで参考程度に。

脱毛設備と技術をチェック

口コミは操作することができますが、実際の設備は間違いありません。最新の機器や技術を導入しているクリニックを選ぶことで、より効果的で安全な施術が期待できます。

事前カウンセリングでダイレクトに質問

多くのクリニックやサロンでは事前の「無料カウンセリング」が提供されています。
カウンセリングで素直にVIO脱毛の痛みについて直接きいてみましょう。やはり直接いって信頼できるかという肌感覚はとても大切です。

【まとめ】VIO脱毛は痛い？痛みの理由と医療でできる対処法を紹介

この記事では、VIO脱毛の痛みやその理由、痛みを和らげる方法などについて詳しく解説しました。
この記事を通して、以下のようなことが分かったのではないでしょうか。

• VIO脱毛が痛いとされる理由は、毛が太く濃い、皮膚が薄く敏感、黒ずみがあるなどが挙げられる
• VIO医療脱毛で痛みを和らげる方法には、麻酔の使用、冷却装置の利用、照射パワーの調整などがある
• 自分でできる痛みを和らげる対策としては、十分な休息を取る、生理前や体調不良時の施術を避けるなどが重要
• VIO脱毛を受ける際のクリニック選びには、医師の経験や資格、施術実績、クリニックの評判、事前カウンセリングでの実感を参考にする

VIO脱毛の痛みについて不安がある方は、ぜひ信頼できるクリニックの担当医師やスタッフに相談するのがおすすめです。適切なカウンセリングを受けて、納得したVIO脱毛をしていきましょう。