VIO脱毛を受けたいと思っている方は、脱毛してどのような状態にしたいのか、理想のイメージがついていることも多いのではないでしょうか。確かにVIO脱毛はデザインの仕上がりがとても大事です。
そこで今回は、VIO脱毛の形やデザインをより美しく理想通りに行うためのポイントや、具体的なVラインのデザインの種類などをご紹介します。これからVIO脱毛を受ける方は必見です。
目次
VIO脱毛の範囲ってどこまでなの?
まずはVIO脱毛の範囲を確認しておきましょう。ただし、範囲は脱毛サロンと脱毛クリニックによって大きく変わりますので、実際に施術を受ける前に、必ず範囲は各施設に確認しておいてください。
ビキニラインのことをVラインという
まずVラインとは、ビキニラインのことを指します。ビキニラインといえば上下セパレートの水着を着たときに、下の部分が全部隠れるところをいいます。またサロンやクリニックによっては、その水着の両サイドからはみ出すのが恥ずかしい部分を指すこともあります。これは施設によってとても大きく変わりますので、よく確認しましょう。
陰部の両サイドのことをIラインという
Iラインは性器の周辺のことを指します。陰部の両サイドといってもいいでしょう。その両サイドの毛は、割としっかりしており、脱毛をしたいという方は多いようです。
一方で、粘膜の部分にも産毛のようなものが生えていることがあり、その粘膜に生えている毛が照射の対象になることもあります。ただし、施設によっては照射の対象にならないこともありますので、Iラインの照射範囲は特に事前確認が必要です。
肛門周りのことをOラインという
Oラインとは、お尻の肛門の半径2~3センチのところをいいます。ここに臀部は含まれません。このOラインの範囲も施設によって大きく異なりますのでよく確認してみてください。
Vラインの形のデザインが選べるって本当?
ところでVラインの毛を残すか残さないか、その残す毛の形はどうするかなど、形やデザインを選ぶことができるのが一般的です。
また毛を残さないハイジニーナという無毛状態にすることもできます。これは医療脱毛クリニックの医療レーザー脱毛によって、より実現しやすいでしょう。また毛を残す場合、全体的に自然に残す方法や、三角形や丸形など小さめに形を作って残す方法があります。
知っておきたいVラインの形の選び方
Vラインの形はどんな風に決めればよいのでしょうか。その形の選び方をご紹介します。
必要のない部分と残したい部分を先に決めておこう
まず、残す部分と残さない部分をあらかじめ決めておくのがポイントです。
全部を残さないハイジニーナを目指す場合や、残す面積はこれまでと変えず毛をただ薄くしたい場合は簡単ですが、一部分だけVラインだけを残す方法もあります。その場合、残す部分と残さない部分をあらかじめ決めておくことが大切です。
Vラインの脱毛を始める前に、明確に決めておかなければ、きれいな結果を出すことができません。あらかじめ、紙に絵として書いてみて、このような形に残したい、残す毛の量はどのくらいというイメージを明確にしておきましょう。そしてそれを施術者に伝えるとわかりやすく伝わるでしょう。
やりすぎないよう注意が必要
また毛をすべてなくすハイジニーナを目指すという方もいますし、ほんのちょこっとだけ残すという方もいます。しかし後からこんなに脱毛するんじゃなかったと後悔する方もいるので、あまりやり過ぎないようにするよう注意が必要です。
この失敗を避けるためには、今後あらゆる場面を想定しておくことがポイントです。例えばよく温泉旅行やスパ施設に行くという場合、温泉の浴場に入って赤の他人に、自分のツルツルのアンダーヘアのない状態が見られることもあります。そのときをイメージしてみて、どうしても恥ずかしいと思う方は、ハイジニーナは避けたほうが後悔が少ないかもしれません。
またちょこっとだけ毛を残すというのも、その時点では理想的なのかもしれませんが、将来のことを考えると周りの女性たちと比べて毛が少なすぎるという印象があり、後悔することもあるようです。
大切なのは周囲の女性たちはどのくらいのVラインの毛を残しているのか、Vラインのデザインにしているのかを確認すること。Vラインの脱毛を受けた女性の知り合いに聞いてみるというのも1つの方法です。またもし迷ったら脱毛サロンや脱毛クリニックで人気のある無難なデザインや形を教えてもらい、それにするというのも手です。
Vラインの形にはどんな種類がある?
あらかじめ、Vラインの形の種類をいくつも知っていると自分のVラインの形の種類を決めるための一つのヒントになります。一通り見ていきましょう。
逆三角形(細型含む)
逆三角形はとても人気がある形です。その名の通り、逆三角形の形で、下のほうにだけ三角形で毛を残す形です。その三角形の面積は個人差があり三角のこともあれば、二等辺三角形のように細型の場合も含みます。
細型だとビキニを着たときに、アンダーヘアが横にはみ出しにくいので安心の形でもあります。
ナチュラル(自然派)
ナチュラルはその名の通り、明確な形を作らず、生えている自然な形のまま、毛を薄くする方法です。いってみれば先ほどの逆三角形型をよりナチュラルにしたといってもいいかもしれません。これなら公共浴場でも特に恥ずかしい思いをしなくて済むでしょう。
卵型
卵型は下のほうに丸く小さく可愛く卵の形を作るものです。これも人気の形です。通常は三角形が多いので、丸いと少し個性を出すことができます。
I型長方形(細型も含む)
I型の長方形は縦に長い、長方形を作るものです。とてもクールでおしゃれな印象があります。細型にすると毛が水着からはみ出る心配もありません。
ハート型(個性派)
ハート型は逆三角形の形をハートにしたようなイメージです。こちらはかなりの個性を発揮することができます。また可愛さがあります。ただ勢いでやってしまうと後悔することにもなりますので、覚悟を決めて行いましょう。
ハイジニーナ(無毛)
ハイジニーナはまったくの無毛状態のことです。無毛状態は、とても清潔感があり、見た目も爽やかです。しかし、まだ日本ではなかなかなじみがないので、公共浴場などに行った場合に、他人の視線を感じ恥ずかしいことがあるかもしれません。
また自分が恥ずかしくなくても、他人から見ると驚かれてしまうかもしれません。ハイジニーナにする場合もよく考えてから行うといいでしょう。
Vラインの人気の形はどれなの?
このように、Vラインのデザインには様々な種類があって1人では選べないという方も多いのではないでしょうか。そこでVラインの人気の形をランキング形式でご紹介します。これを参考にぜひ考えてみてください。
第1位 逆三角形
第2位 I型長方形
第3位 ナチュラル型
第4位 ハイジニーナ
第5位 卵型
逆三角形はやはり1番スタンダードな形なので、すごく人気です。また意外にもI型長方形はクールでおしゃれなイメージがあり、脱毛を希望するセンスの良いおしゃれな方にとって、憧れの形なのかもしれません。
さらにナチュラル型とハイジニーナも続いて人気です。これは意外な結果かもしれません。卵形よりもハイジニーナのほうが人気というのは、日本でも欧米人と同じようにVIO脱毛の意識が上がってきている証拠かもしれません。
ハイジニーナが日本人にも意外と多くなってきている理由
ハイジニーナは、意外と人気ありましたよね。ハイジニーナは、先ほどもお伝えしたように全部の毛がない無毛の状態で、つるつる(ツルツル)しているVラインです。このハイジニーナを実現するには、当然、全照射を行います。
ちなみに、ハイジニーナという言葉は、「衛生」という意味の「hygiene(ハイジーン)」という英単語からきている造語です。つまり、ただツルツルで見た目がよく、すっきりしているということだけでなく、アンダーヘアによって不衛生になりがちなデリケートゾーンの衛生面を高めることができる方法といえます。
最近では、自分が将来、介護される立場になったときのことを考えて、若いうちから「介護脱毛」を行う人たちが増えているといわれています。介護脱毛でどれくらいの人がハイジニーナにしているかは不明ですが、衛生面を目的とした介護脱毛であれば、ハイジニーナは理想的な状態といえるのかもしれません。この介護脱毛もハイジニーナの衛生面のメリットが生かされているといえます。
ハイジニーナのメリットとデメリット
ところでハイジニーナにはどのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか。もう少し具体的に見ていきましょう。
ハイジニーナのメリット
まずはハイジニーナのメリットをみていきましょう。
自己処理による黒ずみなどを防止できる
ハイジニーナになれば、自己処理はしなくて済むようになります。このことから自己処理に伴う肌へのリスクは全くなくなります。
例えばカミソリ負けで肌を傷つけてしまうことや、カミソリの刃の刺激によって色素沈着つまり黒ずみが起きてしまうことなどがあります。
蒸れや臭いなどがなくなる
アンダーヘアがあるままだと、下着の中で蒸れてしまったり、生理のときなどは生理用ナプキンで蒸れたりかぶれたりしてしまったりします。
また蒸れると雑菌が発生しやすくなり、匂いも出やすくなってしまいます。その点、ハイジニーナにすればそうした蒸れや臭いなどのリスクが少なくなります。
水着着用時にアンダーヘアのはみだしを気にしなくて良い
ハイジニーナにすれば、いつも水着を着たときにアンダーヘアがはみ出していないかなと不安になることはもうありません。いつも水着を着る前に自己処理をしていた方や、いつも水着を着た後に不安になっていた方は、その手間や不安がすべてなくなるのはうれしいものです。
ハイジニーナのデメリット
次にハイジニーナのデメリットはどんなことがあるのでしょうか。
照射に回数と期間がかかる上に痛みがある
Vラインは医療レーザー脱毛では痛みが強いといわれています。これはアンダーヘアの部分がデリケートゾーンに近く、敏感な部位であることも理由です。ハイジニーナにするとすっきりするメリットがありますが、実際、回数と期間がかかる上に痛みがあるというデメリットもあります。
生理用ナプキンで横漏れやかぶれることがある
ハイジニーナにすると、これまであった毛の役割が失われるため、下着や生理用ナプキンに直接触れることで、かぶれや横漏れが起きるというデメリットがあるようです。
しかしこれは個人差がありますので、必ずしも誰もがそうなるというわけではありません。ただ肌が弱いという方で、毛があってもナプキンでかぶれたりした経験のある方は、天然繊維で肌触りの良い下着を身につけることや、布ナプキンに変えるなど、あらかじめきちんと計画を立てておくことが大切です。
公共の場で恥ずかしい
ハイジニーナは、やはりまだ日本ではなかなか受け入れられにくいものではあるようです。実際、人が見るとビックリされてしまうこともあります。これも今後、日本もますますグローバル化が進めば、当たり前のことになっていくかもしれません。欧米の女性はただの趣味や見た目だけでなく、エチケットとしてもハイジニーナにしているという噂もあります。
VIO脱毛で毛質が変わる?薄くすることができるって本当?
よく口コミで、VIO脱毛を受けた後に毛質が変わって薄くなったり柔らかくなったりしたという内容を目にすることがあります。実際VIO脱毛ではこのような効果はあるのでしょうか。
医療レーザー脱毛や光脱毛においては、毛質を変えるといった作用はありません。このことから個人の感想によるものと捉えたほうがいいかもしれません。
ただ医療レーザー脱毛では、Vラインの毛を3回ほど照射すると全体的に薄くしていくことができます。すると全体的に、これまであった太い毛が減って細い毛が以前よりも目立つようになって、毛質が変わったと感じることが多いようです。
VIO脱毛で毛の長さを調整できるって本当?
VIO脱毛で毛の長さを調整できるという噂を聞いたり、口コミを見たりしている方もいるかもしれません。
実際、ある口コミでは、VIO脱毛の後、毛が柔らかくなり、その分、長さが短くなったというものがありました。しかし、先ほどもお伝えした通り、医療脱毛は毛の長さや毛質を調整する治療ではありません。これについても、あくまで個人の感想と捉えておいたほうがよいでしょう
【まとめ】VIO脱毛時のVラインのデザインの種類と人気の形は?
VIO脱毛のデザインの種類と人気の形についてご紹介してきました。
VIO脱毛の中でも、Vラインのデザインは特に重要です。途中で変更することはなかなかむずかしいので、VIO脱毛を行う前に必ず理想的なデザインを明確に決めておくとよいでしょう。
またデザインを決めるのがなかなか難しいという方は、今回ご紹介したランキングを確認したり、口コミ情報を見たり、それぞれのメリット・デメリットを確認したりすることで、自分が求めるものを見つけてみましょう。もちろんハイジニーナも含めて考慮してみてください。