VIOラインのうち、Iラインは粘膜部分も含むデリケートな部位であり、VIO脱毛の中でもどのように脱毛するのかが気になる部位でもあります。今回は、そんなIラインの脱毛についてご紹介します。
目次
Iラインの粘膜の場所と範囲を知ろう
まずは、Iラインの脱毛範囲を知っておきましょう。Iライン脱毛で脱毛するムダ毛は、女性器の周りにある毛です。範囲は、女性器周囲から肛門までになります。肛門周りはOライン脱毛の照射範囲になるため、Iラインの照射範囲に含まれないのが一般的です。
Oラインの範囲は「肛門周囲何センチまで」など、範囲が明確に決められていることが多く、もしOラインが肛門周囲3センチまでという規定であれば、Iラインはその3㎝までのところが範囲になるのが一般的です。
厳密には、脱毛サロンや脱毛クリニックごとに変わってきますので、公式ホームページを見たり、問い合わせたりして確認しておきましょう。
Iライン脱毛は粘膜まで照射できる?
Iライン脱毛では、女性器の粘膜の外側のキワから肛門周辺までが照射の範囲とお伝えしました。では、粘膜にムダ毛があって脱毛してもらいたい場合、照射してくれるのでしょうか。
それは、脱毛クリニックと脱毛サロンとで対応が異なります。
Iラインの粘膜への対応方法(脱毛クリニックの場合)
脱毛クリニックの場合、粘膜部分に毛が生えていたら、照射の対象となることが多いです。ですから、もし粘膜部分の毛が気になる場合は、クリニックに尋ねてみるといいでしょう。ただ、粘膜部分に毛が生えていることはほとんどないため、女性器周辺で問題ないでしょう。
Iラインの粘膜への対応方法(脱毛サロンの場合)
脱毛サロンの場合、粘膜部分は照射の対象にはなりません。粘膜部分はとてもデリケートです。万が一、肌トラブルが起きてしまったら、医療機関にて医師の診察と治療が必要になることから、脱毛サロンでは対処ができません。
また、粘膜部分は痛みを感じやすい部位です。このことから、そもそもリスクのあることは行っていないのです。光脱毛の場合、それほど照射のパワーは強くないですが、粘膜部分はデリケートな部位で、万が一のことも考えて照射は避けるべきと考えられます。
Iラインの粘膜部分の脱毛を希望するなら医療脱毛がおすすめ
もしIラインの粘膜部分のムダ毛が気になり、脱毛したいと思ったら、脱毛クリニックの医療レーザー脱毛を受けましょう。その医療脱毛がおすすめの理由をご紹介します。
痛みへの対策が万全
Iラインの粘膜部分の脱毛を受けたい場合、痛みへ対策がいくつも用意されているところを選びましょう。そうなると、脱毛クリニックのほうが痛みを感じやすいことから、痛みへの対策も多く用意されていることが分かります。例えば、術中・術後に冷やす、麻酔といった方法や、万が一炎症が起きたときの外用薬や内服の準備もあります。
衛生面で安心感
Iラインの粘膜は、雑菌などが触れるのは避けたいものです。脱毛クリニックでは、必ず国家資格を持つ医師か看護師が担当するため、衛生面の管理も徹底しています。また肛門部分には特に菌が多いといわれているため、触れることのないようにするといった知識があるスタッフが行うというだけで安心感もあります。
火傷のリスクにもしっかり配慮
医療レーザー脱毛にはどうしても火傷のリスクが伴います。施術者は火傷が絶対に起きないよう、配慮しながら照射を行っています。Iライン脱毛で火傷のリスクがあるとすれば、粘膜部分やその周辺に色素沈着を起こしているケースです。もし色素沈着の色が濃い場合、レーザーの照射は行えません。その見極めは、国家資格を持つ医師か看護師に任せるのが安心といえます。
Iラインの粘膜部分を脱毛した後のケア方法は?
もしIラインの粘膜部分の脱毛を受けたら、脱毛後のケアも重要になります。自宅でしっかりとケアしましょう。脱毛した日の当日は、お風呂は熱いお湯に浸かるのは避け、シャワーに留めるのをおすすめします。
ケア方法の基本は清潔と保湿です。優しく丁寧に洗ったら、保湿クリームを塗るなどしてしっかり保湿します。ただ、粘膜なので必要以上にケアするのはやめましょう。また下着によって蒸れることもあります。
ケア方法が分からなければ、あらかじめ施術者やスタッフに聞いておくといいでしょう。
【まとめ】Iラインの粘膜部分の毛は脱毛可能なの?
Iラインの粘膜部分の毛は、脱毛クリニックであれば、脱毛可能なことがあります。一度相談してみましょう。Iラインの粘膜部分はとてもデリケートなので、無理をせず、ケアに気を付けるようにしましょう。肌トラブルのリスクが気になる場合は、医師に相談するのも一つの方法です。